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ちょうど8年前に入籍をしていた。
ゾロ目である事と、記念日を特別な日と重ねる事が、ロマンだと思っていたからだ。

若気の至りとはよく言ったものである。

当時、落ち着きたい一心で結婚願望が強かった。
ただそれだけの事で、課せられる重責、果たすべき役割等はまるで分かっていなかった。

協調性、包容力、反骨精神、忍耐力・・・私に欠けているものは未だ枚挙に暇がない。


「結婚は幸福の前提条件か」と問われると、私は「違う」と答える。
「なら避けるべきシステムか」というと、そうでもない。

配偶者と人生を共にする、子供を儲ける、持家を購入する・・・壮大ではあるが、いずれもライフスタイルの選定に過ぎない。

生物として子孫を残す重要性は、今時の人間には当てはまらない。

なるべく他人を悲しませる事なく、自分が満たされる生涯を送れれば、それで良いではないか。

人を裏切るな。

空気に流されるな。

世を呪うな。

悪いと分かっている事をするな。

穢れなき生涯などあり得ないからこそ、限りなく清くあるべきだ。

・・・半ば自分に言い聞かせながら。

ご存知、七夕である。

私にとっては旧結婚記念日でもある。
ええ、バツイチですが・・・何か?

やれ織姫だの彦星だの牽牛だのアルタイルだの天の川だのミルキーウェイだの時節の薀蓄(うんちく)は、余所様に任せるとして・・・今日は行事的に願いをしたためる「いじらしい日」なのだ。


もっとも暗黒的には、神様仏様頼みや他者からの救いを肯定するはずもなく・・・

「願掛けや縁起担ぎに割く時間があれば、実現のための努力に費やすべきでは?」

が持論である・・・が、七夕に限っては無粋なので自粛する。

願いを書くなり叫ぶなり、夢を語るなり好きにすれば良いと思う。

ネタだと思われるかもしれないが・・・私は幼い頃から短冊には「不老不死」としか書いた事がない・・・・・・本当だヽ(`Д´)ノ


願いと云えば

「みんなの願いは同時には叶わない」

宇多田ヒカルの「誰かの願いが叶うころ」の一節が頭をよぎる。

残念だが、全くもってその通り。

同時でなくとも叶わない。

左右(とかく)この世はままならぬものよ。


あなたはこんな世の中で、何を望み、何を願う?

今はもうこの世に居ない我が子。

特に親しくない人とのそれとない会話で「お子さんは?」と聞かれると、思わず「居ません」と答えてしまう。

その度に、とても申し訳ない気持ちになるのだが、子供を亡くしたバツイチを語ることで雰囲気を暗くしてしまいそうなのがイヤだったし、同情と好奇心の混ざった視線を向けられるのが苦痛だ。

「こんな私は今でも父親なのだろうか」とふと思う。


胸を張って言える程、自分は強くないけれど、君に出会えた感謝と愛情は忘れない。

RPG(Role Playing Game)で一躍有名になった言葉。

「役割を演じる」という意味で、"昔の役者はロール(巻物)を台本として役を演じていた"事に由来するらしい。

芝居に限らず役割を演じる機会は、人生において多々ある訳だが、余り演じる事こだわると"本当の自分って何だろう病"にかかるので、程々にしよう(´Д`)


人には立場に見合った役割なるものが与えられる。

部員、委員、教師、校長、労働者、役職者、役員、責任者、ファン、友達、恋人、妻、夫、親などなど・・・枚挙に暇がないくらいである。

ここで述べたいのは"役割との付き合い方"だ。


例えば、夫婦は恋人の延長線上にあるものではない。

夫として、妻として、それぞれの役割に伴う責任や義務、そして権利が生じるからだ。

成熟性か成長性が必須であり、何よりトラブルやら擦れ違いやらに疲れてしまっても"望んで築いた関係"である事を忘れてはならない。
可能な限り修繕を試みるべきである。

その覚悟や認識が不完全なまま結婚をすると、かなりの確率で破綻してしまう。
・・・私が良い例だO| ̄|_

「離婚は残念な結果だが、最悪では無い!」を合言葉に頑張ろう、バツイチ諸君。


ところで、社会的な役割として"労働者"を選んだ場合、仕事とプライベートというモード選択があるような話をよく聞くが、私は「望んで選んだ仕事に限っては分けない方が良い」と考えている。

何故なら日常にこそ、生産的な発見が多く、人はプロフェッショナルとの融合よって成長するからである。


「仕事と家庭(私)とどっちが大事なの!?」

そんな考えをあなたの恋人や伴侶が持っているようなら「家庭(君)の為の仕事でもある」事を、それとなく理解させてあげよう。

また、あなた自身がそう考えているようなら、その考えは身勝手で幼稚なものだと告げておこう。


労働者が生活を守る為には"社会的評価"と"組織の繁栄"が不可欠だ。

経営者に至っては、従業員の生活をも背負い込んでいる。

重度の労働中毒者を除いて、組織に尽くす選択は社会人の宿命なのだ。


不意に自分が干渉できない世界へ身を投じられるのは切ないだろうが、事の重要さを理解してあげてほしい。

その上で応援できるようになれば、あなたは今よりも相方の心強い味方になれるだろう。

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