code#16160eでタグ「命名」が付けられているもの

ホワイトカラー(事務職)にもメタルカラー(技術職)にもなれない立ち位置を、自嘲的にクロムカラーと命名。

ちなみに職種を表すカラーは(color【色】)ではなく(collar【襟】)なので、知らない人は豆知識にどうぞ。


クロムカラー4年目にして今の職場に疲れた。

ショッピングサイトの設計と社内のシステム構築、社員教育等が私の仕事だが、小さい会社なので顧客対応と並行して進める事になっている。

簡単に言えば、電話を取りながらウェブページの設計や画像の作成、業務効率化のプランを立てなければならない。

タグの組み方やら色調、デザインを考案している最中に、商品にまつわる質問、相談やら価格交渉、クレーム対応等の用件で電話がかかってくるのだ。

一見、大した事が無さそうだが、これは至難の業である。

あまりに進まない作り物は持ち帰って完成させる事があり、徹夜もザラだった。
それ自体に不満がある訳ではなく、むしろやりがいのある業務だと思う。

「自分が身を置く組織が成長するなら、多少の苦労は厭わない」
それが私のビジネスマンとしての信条だというのもある。


しかし、不況を境に売上が落ち込み、経営者の様子がおかしくなり、モチベーションに翳りが見え始めた。

同じ質問を何度もする。
これみよがしに知人に電話しては、間接的に社員を揶揄する。
管理職に内緒で社員に仕事をさせようとする。

耐えられないほどではないが、誰も喜ばないような行動を目の当たりにすれば、否応無しに士気は下がる。

「採算が合わなくても売上げを立てろ」と言う。
「胡散臭い会社の力で巻き返しを図るのだ」と言う。

挙句の果てには「自分の言う通りにすれば、幸せになれる」ような事を言い出した。
まともに取り合っても仕様の無い事だが、何を以って人の幸せを語れるのだろうか。
何かの病気だろうか。

当のショッピングサイトは、SEOLPO共に改善(寧ろ作り変え)の余地が多く、私は設計の改善により、売上げの向上はまだまだ見込めると考えている。

しかし、今と同じ環境では設計を思うように進められない。
無能の烙印を押されようと、これは不可能だと断言する。

口の利き方やメールの文法を指導しつつ、自ら接客しながらもソースを書いたり画像を作ったりできるウェブデザイナーさんが居るなら、相談に乗っていただきたいぐらいだ。


不可能を可能にする為に「隔離なり在宅なり集中して進められる環境を用意させてほしい」と提案したところ「働いているところが目に見えない」という理由で却下された。

それでも更新を急かされるので、後日、上司に相談し、期間限定で約1ヶ月間の在宅許可を得た。
理解と権限の有る上司に感謝の言葉も浮かばない。

お陰で期間中に目標を遂げる事ができたのたが、経営者は釈然としない様子だった。

それが社風だというのなら仕方が無いと理解を示しつつも、内心では愚かだと思った。
私が仕事をしているかどうかは"作られたもの"を見れば一目瞭然ではないか。
私の想像力が欠如しているだけなのか、何が不満かが分からない。


生産に不向きな環境で更新を急かされる日々に厭気が差す。
厭気が攻撃性に転化していく過程は、なお苦痛だ。

社員の居ない少し早めの時間に出社してプランの具体化、細分化をし、騒々しい時間帯は悶々としながらPhotoshopやMovable Typeのリファレンス集め。
せめて一日一日が自分のプラスになるように足掻いている。

自分の時間を割いて、睡眠を削って、仕事を持ち帰れば進むだろうが、そんなやり方は馬鹿馬鹿しい。

新しいアプローチを模索して、気力を再燃させるべきか、会社を見限って新たな道を求めるべきか・・・物語として美しいのは、再燃からのサクセスストーリーなのだろうが、メイクドラマで飯は食えない。

胃が痛くなってきたので、熟考の上、近日中に方針を定める予定。

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