mixiの利用規約の改定が話題になっている。
新しい利用規約は、2008年4月1日に施行される予定だ。
いわゆる著作権に関する表記が注目されており、主な火種は下記の2項である。
第17条 日記等の情報に関する権利
本サービスを利用して日記等の情報を投稿するユーザーは、弊社に対し、当該日記等の情報が第三者の権利を侵害していないことを保証するものとします。 第三者との間で何らかの紛争が発生した場合には、当該ユーザーの費用と責任において問題を解決するとともに、弊社に何等の迷惑又は損害を与えないものとします。
第18条 日記等の情報の使用許諾等
本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。
私の見たところ・・・
「日記が元で問題が起きても、こちらで責任を取りませんよ」というリスクヘッジと「日記の内容を無償で使わせていただく場合がありますよ」という商用利用への複線のような感じがするのだが、営利全開とも解釈できる規約の変更に一部のユーザーは懸念し、また一部では反発が起こっている。
後日、広報より「日記等の権利はユーザー自身にあり、ユーザーの事前了承なしに書籍化は行わない」との釈明があったようだ。
利潤の追求は企業として当然ではあるが、言い回しがスマートではなかったのが良くなかった。
基本サービスが無料とはいえ、サービスを提供する対象となるユーザーは、顧客同様である事を忘れてはならず、顧客が不安になるような表記は避ける必要がある。
後付でなら何とでも言えるのだが、やはり指摘される前に運営側の意図を併記しておくべきだったのだ。
急成長した会社の脆さが露呈しているように見受けられた。
私は積極的な利用はしておらず、数少ないマイミクの日記を細々と巡回しているぐらいだが、mixiは私にとって疎遠となった友との掛け橋だ。
何かと波紋を起こしているmixiだが、それらを真摯に受け止め、今後企業として運営者として成長してもらいたいものだ。